ClipBd電卓

プログラムを作る時に、この関数の結果はどうなるのと確認する為に作ったもの

• テキストをクリップボードにコピーしてある内容を計算して結果を返す電卓です

ダウンロードとインストール

• ClipBd電卓.zip(21)<-クリックしてダウンロード
  • インストール作業は特に必要ありません。
  • ClipBd電卓.exeを実行するだけです
  • ZIPのままでも使えますがランチャー等に登録するには解凍した方が楽でしょう

使い方

• エディター等で作業中に数式の結果が知りたい時　文字列をコピーした後　ClipBd電卓.exeを実行して下さい
• その後ペーストすれば結果の数値が判ります
• 注意すべきは exeの実行で常駐はしていませんから前回の値は記録していません
• 複数行に対応してるので １回のコピペで結果が出るように工夫して下さい

例

w := 2*PI/6; b = sin(w); c=cos(w);

こういう代入だけだと結果は分かりません

w := 2*PI/6; b = sin(w); c=cos(w);
w
b
c

と見たい変数だけの行を追加して下さい。結果クリップボードに

w := 2*PI/6; b = sin(w); c=cos(w);
w//1.047197551
b//0.866025404
c//0.500000000

と計算式だけの行を含めてペーストされる状態になります

• 空白と改行だけの場合はコンソールを表示します。　その場合も同じ方式で計算は可能です

コンソールにコピペした時の結果は

 w := 2*PI/6; b = sin(w); c=cos(w);
 w
1.047197551
 b
0.866025404
 c
0.500000000

となります。

• 引数が何かあればコンソールモードになります。
• 計算は浮動小数点だけで整数や文字列は扱えません

label=式 か label:=式で  変数を定義出来ます
式には四則演算やAND OR 等のビット演算が記述可能 ^はべき乗です
sin ,cos ,tan ,log ,ln ,exp ,ArcCos ,ArcSin,ArcTan2 ,Power
FRAC ,ROUND ,TRUNC  ,coTan ,Sinh ,Cosh ,Tanh ,ArcCosh ,ArcSinh ,ArcTanh
LnXP1 ,Log10 ,Log2 ,ArcTanh ,Hypot ,LogN 
が組み込まれtいます

コンセプト

1. 常駐しない
2. クリップボード入出力以外は他に何もしない
3. 高速 （起動から結果が出るまで）

その目的の為にはexeサイズを小さく DLL類も使わない事が必要なのでWindowsAPIを直接使い小さくなるよう工夫しています。コンソールモード以外は窓も開きません。

ソースファイルについて

• ClipBd電卓src.zip(18)圧縮ファイルのsrcフォルダに構築に必要なソース一式があります。

実行ファイルもソースも自由に使って下さい。連絡も不要です。改変して業務等で使うのも自由ですが、[日本語以外に翻訳禁止]は　とりあえずお願いします。

• ソースファイルそのものはDelphi5で確認しています。
• Lazarusで動作させるには->lazarus:LazarusでClipBd電卓(ANSI文字列をFPCで使う)

今後

Win32SysColの機能もクリップボード経由なので　この電卓の方に組み込もうかなとは考えています。複数のツールが１つになれば場所を探す手間が１つは減るので

 PascalコードをJavaScriptへ変換する補助機能追加 - 裏目小僧 (2023年02月19日 16時26分34秒)

#P2Js ←とソースコードの行頭から書いてcopyしてClipBd電卓.exeを起動すれば JavaScriptへの変換のお手伝いをしてくれます。

もちろん完全ではありませんが自分が使う目的なので、少しづつ改善してゆくつもりではあります。

現在対応していない事
・Repeat Until  自分が使わないから
・case   自分が使わないから
・Type JavaScriptがそもそも変数に型が無いから
・関数内関数
・ローカル変数でグローバル変数を隠す
・for文の変数には毎回letを付けてしまう

現在の詳細は Pas2JavaSc.pas

 SysColorの設定機能の追加 - 裏目小僧 (2023年02月06日 10時58分27秒)

#scolのみなら　現在の設定値が表示
#scol name で  SysColorにname.scol.txtを設定する
#scol +name で nameに現在の設定値を書き出す
#scol -name で nameを削除する

としました。色の設定で補色を使い易くするために単項演算子"~"を追加しました。

~ 24bitのビット反転

ついでに普通のビット反転 NOT と　論理反転 ! も追加しました